「すみません」という日本語と、英語の「I'm sorry」「Exceuse me」の差異
こんばんは。
ふと思いついたことを書きます。
日本語の「すみません」というのは英語と比較すると不思議ですね。Excuse me. と I'm sorry. の間を行き来している。確かに英語話者の目線でみると、こういう違いに接した場合に「日本語は曖昧だ」とか「日本人は分かりづらい」ということになるのも頷けます。
しかし、我々日本人は「すみません」をExcuse me.の意味でも、I'm sorry.の意味でも違和感なく日常で使っている。ということは英語では二つに分かれてしまっている表現の間には共通するものがあるってことでしょう。
私がここで「ふと」思ったことは、日本人はとりわけ欧米人から何か批判を受けると国際基準からダメだしを受けたように錯覚してしまう傾向があるのではないかということ。日本語が曖昧だという批判を外国人目線で受け入れる前に、自分たち日本人の感覚に自信をもってそれを冷静に分析してみたらいいのではないでしょうか。
きっと国際基準や国際感覚と日本人固有の感性を日本人自身が相対化できたときに、日本はもっと国際化してくるはず。英語はそのための手段ですね。