耳から聞き取る英語、日本人が苦手なLとRの違い
こんにちは
最近のニュースでアンジョリーナ・ジョリーが遺伝子検査で将来乳がんになる可能性が高いために乳房を切除したというものがありました。
このニュースは日本語で聞いて知っていたのですが、先日たまたまCNNを見ていたらブラッド・ピットとアンジョリーナ・ジョリーがレッド・カーペットの上に映っていて、番組ではその話題に触れていました。
この話題を英語で聞くのはこの時が初めてだったのですが、どうも問題となる遺伝子は乳がんだけでなく卵巣がんの危険性もあるらしいことをその時初めて知ったのです。
「オヴァリオン・キャンサー」のスペルで思い違いが
それでCNNのレポーターの声に耳を傾けていると「ブレスト・キャンサー」とともに「オヴァリオン・キャンサー」という自分には聞きなれない単語が。oval が「卵形の」を意味する形容詞であることは良く知っていたのですぐに何のことかは分かりました。
ただ「オヴァリオン」という単語を初めて耳にしたので、「おやっ」と思い辞書を調べてみました。私の頭の中にはoval という単語があったのでovalianかと思ったのですが、ovarian なんですね。確かにレポーターの発音も r だったなと振り返り、さらに辞書を引けば「卵巣」はovary とやはり l ではなく r ではないですか。
l と r は中学生なんかを教えていると常にスペルミスを指摘するところですが、こんなところにも間違え易い l と r があるなんて。
しかし、アンジョリーナ・ジョリーは立派です。こういう手術を決断することも公表することも勇気がいるのに、さらに手術後にレッドカーペットの上で世界中に自分の姿を堂々と見せているなんて。