こんにちは、
やはり4月というのは塾にとっては忙しい季節で、こちらのブログもなかなか更新できずにいました。
そんな中でふっと時間に空白ができたので、久しぶりに英検1級の問題をパラパラと解いていたら、こんな表現あったんだというのが、
flesh out
というもの。
flesh は名詞で「肉」「肉体」などの意味で使われる単語です。
この熟語では、それが動詞で使われています。
意味としては「何かを加えて良くしていく」こと。
つまり、「肉付けをして、より豊かな内容にする」といった意味です。
「肉」というのが、ここでは「内容」の比喩となって、まさに「身になるもの」なのですね。
それがoutと合わさってこの表現になっているのも、面白いなと思いました。英和辞典を引くと「太らせる」などの意味も載っていますが、私の使っている英英辞典での例文は以下の通り。
Fleshing out the details of the plan may be difficult.
「その計画にさらに何かを加えていくことは難しいかもしれない。」
別の単語で言うと、elaborate が「細かい部分を作りこんでいく」という意味で使われるのでニュアンスとして近いかもしれません。
flesh out に比べれば、elaborate は比較的良く使われる単語です。
また、より一般的な言い方をすれば、
add details to~
となるのでしょう。
英検1級は単語のレベルが非常に高いですが、難しい表現に出会ったときはできるだけ自分が既に知っている単語や表現に言い換えてみると記憶に定着しやすいと思います。