こんにちは
今日は、久しぶりに塾生の成果報告です。
公文国際の一番上の英語のクラスは、ほぼ帰国子女だけ
横浜の戸塚区にある公文国際学園は中1から英語の学力別クラス分けをしています。3つのレベルのクラスあって、下から3クラス、2クラス、1クラスと呼んでいるようです。
一番上の1クラスはほぼ帰国子女で、英語が一日2コマあったり、全て英語で授業をしたりと相当ハイレベルなようです。
生粋の日本育ちが中1から上のクラスに挑戦
数年前、そんな公文国際に通う中1の女子がEigojuku英語塾に入塾しました。生まれも育ちも日本の純ジャパニーズですが、問い合わせ当初から一番上の「1クラ」(公文国際の生徒はこう呼ぶようです)に入りたいという希望をもっていました。
理由としては、「1クラ」にいる帰国子女の生徒が英語でコミュニケーションを取っている姿に「憧れ」のような感情をもったようです。
外国語学習は、こういう内的モチベーションが非常に重要で、これを長年キープし続けることができれば、英語学習のものすごい原動力になるのです。
中3で海外に短期ホームステイと英検2級合格
入塾当初は極めて平均的な英語力で、クラスも真ん中の「2クラ」だったと思います。塾でも決して目立ってできるというわけでもなく、私も何度も同じことを繰り返し注意しました。
多少の浮き沈みはありつつも、それでも、この子は入塾当初のモチベーションを失わなかったようです。
入塾して少ししてから、学校の定期テストでは、平均点を大きく上回るようになり、少しずつ英語の力がつき始めてきました。
中1で英検3級、中2で英検準2級とすんなりと合格、その後、中3の夏に3週間ほどオーストラリアにホームステイに行くなど積極的に英語を学んでいきました。
少し控えめで大人しい性格ですが、その分、着実に歩みを進めていたとも言えます。そして中3のうちに英検2級に合格しました。
半分諦めていた「1クラ」へ昇格
力もついて来たので、本人に「一番上のクラスに上がれるといいね」とある日、教室で尋ねてみたことがあります。その時の本人の反応は、「はじめはがんばれば上のクラスに上がれると思っていたけど、学校の先生は基本的に「2クラ」から「1クラ」へは上げたくないみたいです」というもの。
そもそも、「1クラ」は帰国子女などが行く高嶺の花のような存在、そんなちょっと後ろ向きな反応が返ってきました。
ところが、
4月になって、高校生になった最初の授業で、本人から「先生、1クラに上がれました」という報告。
最初は何のことを言っているのか分からなかったのですが、すぐに理解して「良かったねー」と声を掛けました。