こんばんは、
本日付(2014年4月25日)、日本でのTOEICテストを管理している(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会からメールが届いていて、英国へのビザ申請でTOEICとTOEIC SWのスコアが利用できなくなったということです。一部抜粋して引用します。
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TOEIC テスト、TOEIC SWテストの開発・制作元であるEducational Testing Service(ETS)より4月17日に通達があり、TOEICテスト、TOEIC SWテストのスコアについては、英国ビザ申請にご利用いただけないこととなりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用終わり
英国のTOEICテストで最近不正行為が発覚したということは聞いていましたが、やはりこういうことになったかという感想です。
ただ、イギリスに行きたい人は最初からIELTSやケンブリッジ英検を考えている人も多いと思うので、どこまで実害があるのかなとも思います。いずれにしても試験はちゃんと実施して、ちゃんと受けましょう。
先日もTOEICで隣の人がリスニング試験の合間にひたすらリーディング問題を解いていたので、よほど注意しようかと思いましたが、結局、自分も試験中なのでそんな余裕ないんですよね。ちなみに試験官はまじめそうだけどいかにもバイトですって感じの女の子で注意事項を読み上げただけで、あとは悠然と前の席に腰かけたまま一切動きませんでした。
試験というのは、ルールを説明したらあとは皆守ってくれるだろうと思ったら公平性など保てません。試験監督が性善説にたつことは禁物です。厳密にルールを適用した形で試験を実施したいなら、少なくとも試験官は試験中だけは性悪説に則って誰でも悪事を働きうるのだと目を光らせるべきでしょう。さらにその試験官を管理するのがテストの運営団体なのだと思います。
なんてことを考えてしまいました。