中高生が間違え易いポイント④

2012年11月26日 月曜日  カテゴリー: 中高校生が間違え易いポイント

中高生が間違え易いポイントの④です。

 

今回は代名詞のitとoneの使い分けについて。

 

多くの中高生にとってitは「それ」、oneは「ひとつ」という意味で頭にインプットされているかと思いますが、基本的な理解はそれで間違っていません。

 

ただ実際に教えていると、それを文章のなかでちゃんと考えて使い分けられているかが実に曖昧なことが多いのです。

 

この違いを「ジャイアン」と「のび太」に登場してもらい説明します。

 

ジャイアン:「おお、のび太、いい時計もってるじゃないか。それ、よこせ!」

 

これを英文にすると

 

Nobita, you have a nice watch! Give it to me.

 

となりitが使われます。ジャイアンはまさにのび太がもっている時計が欲しいのです。

 

次に

 

のび太:「ねえ、ママ、スネオが新しい腕時計もっていたんだよ。僕にもひとつ買って~」

 

というセリフを英文にすると

 

Mom, Suneo has a new watch! Please buy me one, please.

 

みたいに文中ではoneが使われます。これはのび太はスネオが持っていた腕時計そのものが欲しいのではなく、スネオが持っていたような新しい腕時計が欲しいからです。

 

ズバリ、itとoneの使い分けは、それが指し示しているものが「特定のもの」かどうかで決まるのです。

 

itならば、前に出た名詞そのものを、oneなら前に出た名詞が意味する同種のものを指すことになります。

 

これをしっかり文中で判断して使い分ければ大丈夫です。

 

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