2014年5月30日 金曜日 カテゴリー:
その他
こんにちは
去年、Eigojuku英語塾のマスコットとして自分でデザインしたオリジナルゆるキャラをコンピューターソフトを使って3D化しました。
もともと美術系出身なので、英語以外にもこうしたことが得意だったりします。
今は「コースと料金」のページでいろいろなポーズをとってくれています。

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Eigojuku英語塾
神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-16-1 若宮大路ビル202
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2014年5月28日 水曜日 カテゴリー:
Eigojuku英語塾の指導法
こんばんは
国際教養大学の入試で求められる小論文(英文エッセイ試験)で合格できるレベルの英文を書くためには、いったいどれくらいの英語力が必要なのか。これは受験を考えている高校生や浪人生にとっては、なかなか正確に把握しづらい部分かもしれません。
それはこの大学の入試が他の大学と著しく異なるために、比較の参考となる同レベルの材料が身近に見つけづらいからです。
対策としてはTOEFLのライティング向けテキストや英検1級のエッセイ対策などを手本に勉強を進める人が多いと思います。目指すレベルとしてはこれらの対策で間違っていないと思います。
しかし、一人ではなかなか思うように勉強を進められないのも事実でしょう。果たして自分の書いた英文は文法的にあっているのか、または効果的に自分の考えは表現できているのか、前後の文の繋がりは不自然ではないか、エッセイ全体としての完成度はどうか、などなど、様々な不安がよぎることでしょう。

具体的な書き方などこちらのブログにまとめています
Eigojuku英語塾では、実際、去年二人の国際教養大志望の受験生を指導しました。一人はセンター試験はほぼ満点でTOEICも約900点のスコアをもっていました。純粋に日本で育った人でした。もう一人はセンター試験はリスニングを含めて満点で小さい頃からアメリカで育ち英語はペラペラの人でした。二人とも日本の英語教育の水準からすると非常に優秀な生徒でした。しかしながら、結果は二人とも残念なものとなってしまいました。二人とも3カ月弱という短期決戦でしたが、この二人の指導を通して感じたことは、この大学は日本の大学受験の英語レベルで考えていては合格できる大学ではないということです。
国際教養大学の受験を考えている高校生、浪人生はおそらく英語が得意な人たちだと思います。しかし、この大学を受験するにあたっては、むしろ自分ができることよりもまだできないことに意識をもっていったほうがいいでしょう。なぜなら、英語が得意という自覚がありながら英作文が苦手な人の一般的な特徴は、それまでに英語で文章を書いた経験が非常に少ないということにあるからです。
これは当たり前と言えば当たり前のことで、たとえば、日本人の高校生が日本語で小論文を書くときのことを想像してみれば分かりやすいと思います。日本人ならば、当然、日本語が母国語なのですが、母国語だからといって誰もが素晴らしい小論文を書けるでしょうか。以前、日本語で小論文も指導していた私の経験からすると、初めからまともな小論文が書ける高校生などほとんどいません。大多数が母国語ですら論理的な文章が満足に書けないものです。
母国語ですらそのような状況なのに、あくまでも日本の大学受験レベルで考えたときに「英語が得意」な生徒が、いきなり英語でまともな小論文など書けるはずがないのです。


それでは、自分の考えを相手に分かりやすく論理的な文章として構成できるようになるために、どれくらいトレーニングが必要なのでしょうか。これは個人差がある問題なので一概に言うことができません。しかし、私が自分の指導を通して経験してきた感触からすると6カ月~1年はあったほうがいいと考えています。文章力というものは短期的には伸びづらいものです。母国語ですらそうなので、外国語では尚更でしょう。
そして、合格できるレベルの英文エッセイを目指すのであれば、英語の文法的な間違えに注意がいってしまうレベルではなく、より内容的な部分で英文の吟味ができるレベルまで高めておく必要があると思います。
Eigojuku英語塾での国際教養大学対策の指導ではDebatabaseというディベートのサンプル集(写真)を使います。(それ以外にも英検1級のエッセイ過去問などを適宜使います。)

内容的には様々な現代的トピックに対して賛成の立場と反対の立場でサンプルとなる議論が書かれています。もちろんすべて英語です。

例えば、GLOBAL WARMING 「地球温暖化」についてや CORPORAL PUNISHMENT「体罰」の是非についてなどです。本番ではさらにひねった問題がでてくる可能性もあるので、なにが出題されても自分なりの解答を組み立てられる柔軟な英語力と問題処理能力を鍛えておく必要があります。

Debatabaseの第6版
英検1級の英作文問題集
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2014年5月25日 日曜日 カテゴリー:
Eigojuku英語塾の指導法
こんにちは
昨日はたまたま不定詞についての授業が続きました。
下の写真は、授業時のホワイトボードの一部です。
英語が苦手、という人のなかには苦い思い出とともにこの「不定詞」の記憶がよみがえってくる人もいるかと思います。

そもそも、この「不定詞」とはなんなのか、なんで「不定詞」と呼ぶのかは分かっているようで分かっていない人のほうが多いでしょう。
「不」は否定を、「定」はある一定のものを、「詞」は言葉を、それぞれ意味することはなんとなく想像ができても「不定詞」が意味するところのものが今一つ理解できないというのが英文法を学んできた日本人の多数派になるだろうと思います。
実は、この「不定詞」という名称は、主語の人称や動詞の時制によって動詞の形を定めることができないということからきています。どういうことか詳しく見ていきます。
例えば、次の二つの文で動詞の形を比べてください。
I play tennis every day.
He plays tennis every day.
上の文がplay であるのに対して、下の文がplays になっているのは、主語の人称が3人称単数で時制が現在であるために語尾に3単現の-s がつくからです。つまり動詞の形は人称と時制によって「ある一定の形」を取るように文法的に決まっているわけです。
さらに、これらを過去形に変えてみます。
I played tennis yesterday.
He played tennis yesterday.
今度はどちらもplayed という同じ形になりました。ここでは過去形は動詞の語尾に-ed を付けるという文法的ルールが働いています。つまり、動詞を「ある一定の形」に定める原因となるのはここでは時制だけだということです。
このように人称と時制が時には共に協力して、時には単独で動詞の形を決める因子として働いているのです。
それでは不定詞はどうか。
不定詞は形のうえでは常に「to+動詞の原形」の形をとります。これは人称にも時制にも影響をうけません。
例として、上の文に不定詞を入れてアレンジしてみます。
I try to play tennis every day.
He tries to play tennis every day.
I tried to play tennis yesterday.
He tried to play tennis yesterday.
いずれの場合も、to play は人称や時制の影響を受けていません。つまり、人称や時制によって「形が定まらず」ということが「不定詞」の名称の由来となるのです。
しかし、このネーミングちょっと紛らわしいと思いませんか?
どういうことかというと、視点を変えると「不定詞」は常に形が同じで一定なので、「定まらず」でなくて反対に「定まっている」とも解釈できるからです。
だから、「不定詞」の意味を英語学などの専門的な辞書を引いて調べた人だけが、「ああ、そういうことだったのか」と納得できるような、そんな紛らわしい文法用語のひとつが「不定詞」なのだと思います。
こうしたことから「不定詞」の意味を違った風に解釈している人もいます。例えば、不定詞は前置詞のtoの意味を前提とした用法で、前置詞のtoは「~へ」という方向性を示すものです。つまり不定詞はtoの次にくる動詞の方向へと向かう「未来志向」の意味を含意しています。
例えば、
He decided to play tennis next Sunday.
と言えば、次の日曜日にテニスをすることを決めているので、to play tennis は未来の行動を意味しています。
こうしたことから「不定詞」は未来の不確定なことを表すから「不定詞」という名称なのだという解釈で理解している人もいますが、これも「不定詞」という名称が紛らわしいから仕方ないことなのでしょう。
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2014年5月23日 金曜日 カテゴリー:
Eigojuku英語塾の指導法
こんにちは。
Eigojuku英語塾では高校生の個別指導では、塾用のテキストとは別に各高校の英語の教科書を揃えて指導に当たっています。
高校の英語の教科書も学校によってレベルも内容も様々です。
高1の最初からある程度難しい英文を読ませる学校もあれば、中学の復習程度の軽めの内容のものもあります。

内容にも工夫が感じられるものが多く、高校生が興味をもって取り組めるような話題を盛り込もうという出版社の努力も感じられます。
例えばU2のボノが環境問題に取り組んでいる話題を扱っているものもありました。
そんななかで、特に私の目を引いたのが啓林館から出版されている「Element English CommunicationⅡ」に収録されている故スティーブ・ジョブズの伝説的スピーチです。

これは私も個人的に大変感銘を受けたスピーチで、「スタンフォード大学でのジョブズのスピーチ」と言えばそれだけで通じてしまうようなものです。有名なStay hungry. Stay foolish.という言葉で終わっています。
こういった良い素材が高校生の心にどれだけ響くかは学校の先生の力量にもよるのでしょうが、現代性を感じさせる生きた素材が英語の教科書に多く取り入れられるようになってきていることは良い傾向だと思います。
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