中高校生が間違え易いポイント

中学生が間違え易いポイント⑨

2013年1月15日

こんにちは。

 

しばらく中高生が間違えやすいポイントとして、中学生と高校生をまとめて書いていました。今回は、久しぶりに中学生限定で間違えやすいポイントです。

 

昨日の雪はすごかったですね。

 

新成人の方たちはあいにくの成人式でした。

 

さて、ここで雪に関する英語の表現について一言。

 

「昨日は雪がたくさん降った」という文章が中学生が使う問題集などによくでます。例えば、書き換え問題などで下の二つの文章を穴埋め形式にして出題されることが良くあります。

 

We had a heavy snow yesterday.

 

It snowed heavily yesterday.

 

ここでの注意点は snow という単語が名詞でも動詞でも形が同じだということです。これと同じことが rain にも言えますね。その他、英語には名詞と動詞がまったく同じ形をしている単語が無数にあり、高校生以降、大人になるまで英語学習者を悩ませることになります。

 

また、この書き換え問題では名詞 snow の前には形容詞の heavy が、動詞 snow の後には副詞の heavily が来ていることにも注意です。形容詞は名詞を修飾し、副詞は動詞、形容詞、他の副詞を修飾するのでしたね。形容詞と副詞の使い分けができない中学生も非常に目立ちます。

 

ここで、クリスマス・ソングの名曲"Let it snow"の歌詞を見てみましょう。

 

Oh, the weather outside is frightful,
But the fire is so delightful,
And since we've no place to go,
Let it snow, let it snow, let it snow.

 

"Let it snow, let it snow, let it snow."と三回繰り返されるさびの部分がとても印象的なこの曲ですが、ここでの snow は動詞の原形です。なぜ原形がくるかと言えば、これも中学生が苦手な使役動詞が使われてるからです。Let は使役動詞のひとつで目的語を挟んで「動詞の原形」を置くことが決まりなのです。

 

それでは、上に挙げた It snowed heavily yesterday. も Let it snow も it が使われています。この it は何でしょうか。
これは形式主語の it と呼ばれるもので、天候、時間、距離などを言う際に形式的に主語の位置に置かれる it です。この it は特に訳す必要はありません。

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