ニュースで英語

ニュースで英語(3)家を買うときは・・・

2013年1月29日

ニュースで英語です。

 

今日は、ペンシルヴァニア州で過去に殺人事件があった家をそのことを知らずに購入した購入者が、家の前の持ち主と不動産屋を訴えたという記事から。

 

A Pennsylvania woman has appealed to the state Supreme Court in her suit against a home seller and real estate agent who failed to disclose that a murder-suicide had taken place in the home she purchased.

 

(中略)

 

She bought a home in Thornton, Pa., for $610,000 in June 2007. She learned a few weeks after she moved in from a next-door neighbor that a murder-suicide had occurred the year before in her home.

 

●用語解説
appeal: 動詞で「上訴する」の意味があります。アメリカは裁判が多いので良く使われる単語。
state Suprem Court: 州の最高裁判所
suit: 「訴訟」という意味の名詞。lawsuit とも言います。
real estate agent: 「不動産屋」 real estate で不動産、agent で「代理人」です。
fail to do: 「~をしない」という意味。次のdisclose は「打ち明ける」という意味。fail を「失敗する」という意味で暗記していると、ここでは「うっかり教えるのを忘れた」ような意味になってしまいますが、ここではそうではありません。

 

●日本語訳
「自分が購入した家で殺人と自殺があったことを明らかにしなかった家主と不動産屋を訴えている裁判で、ペンシルヴァニア州の女性が州の最高裁に上訴した。」

 

「彼女は2007年にペンシルヴァニア州のソーントンに61万ドルで家を購入した。引っ越してきてから数週間後に隣の住人から、その家で前年に殺人と自殺があったことを知らされた。」

 

●総評
最初の文に関してはappeal や suit などの法律用語が分かっていれば大きな問題はないでしょう。次の文は、a few weeks, after she moved in, from a next-door neighbor がそれぞれ意味の塊になっています。she learned that a murde-suicide had occurred~ という大きな骨組みを見逃さないようにしましょう。

 

この文章は続きを読むと、結局前の家主と不動産屋が裁判で勝っています。興味のあるかたは→こちら(現在リンク切れです)

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