Abeの解釈

2014年7月9日 水曜日  カテゴリー: 英語学習のヒント

こんにちは。

 

学校のテストシーズンと夏期講習の準備などで忙殺され、すっかり更新が滞っていました。

 

最近、英検準1級レベルの単語テストを準備していたときのこと、holdover という単語に遭遇しました。この単語は、「考え方やファッションなどで、前の時代から現在まで残っているもの」を意味する名詞のようですが、あまり馴染みがなかったために英英辞書(ロングマン現代アメリカ英語辞典)を引いて見ました。すると、例文として以下のものが収録されていました。

 

Abe, with his long hair and beard, looks like a holdover from the 1960s.

 

この例文を読んだときに、最初のAbeを見て反射的に日本人の姓を思い浮かべたのは今の総理大臣が「安倍首相」だからというより、私自身の苗字が「阿部」だからでしょう。おそらく人は自分にとってなじみ深いものを自然と思い浮かべてしまうのでしょうね。でも、あとから冷静に考えてみるとそれってちょっと変じゃない、ってことも多いですよね。

 

もちろん、これが日本人の姓を表現している可能性はあります。その場合は、

 

「安倍(阿部)は長髪とひげをはやして、まるで60年代のスタイルのようだ。」

 

となります。

 

実際に同じ辞書を使ってopulentという単語を引くと、その例文には以下のものが収録されています。

 

Morishita leads an opulent lifestyle.

 

これは明らかに日本人の「森下さん」で、「森下さんは贅沢な暮らしをおくっている」という意味になります。opulent は「ぜいたくな」という意味の形容詞です。外国人から見たバブルの頃の日本人を連想させるような例文です。

 

それでは、先の例文も日本人の安倍(阿部)だったのかというと、おそらく違うと思います。Abe は「エイブ」と発音して男性名Abrahamの略称として使われるからです。だから、先の英文はおそらく、

 

「エイブは長髪とひげをはやして、まるで60年代のスタイルのようだ。」

 

と解釈するほうが無難なように思えます。

 

そういえば、ネット通販のアマゾンが今みたいに大きくなる前に、洋書を買うときに時々使っていたアメリカのインターネット書店にAbeBooks(http://www.abebooks.com/)というのがありました。今もまだ健在のようですが、当時学生だった私はこれを無意識に「アベブックス」と呼んでいたものです。

 

正しくは「エイブブックス」ですが、こちらはAbrahamの由来ではなくthe Advanced Book Exchangeの頭文字をとっているようです。

 

最後に、Abeを「エイブ」と発音するのは、フォニックスの法則でAbeの最後の文字がサイレントeと判断されるためでしょう。

 

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