英作文の効果
能動的に頭を使うことで英文法の理解がより深まり、記憶にも深く定着します。自分で英文を構築していく作業は、文の一箇所だけを埋めていく問題と比べると、しっかりとした英文法の基礎力が必要となり英文の細かい部分にも必然的に注意がいきます。繰り返し訓練することで英語の発想が身につきます。知識をアウトプットするという意味で英会話との相関性も高いです。英文和訳(翻訳)の効果
日本語と英語の違いを深く知ることが日本語を母語とする者が英語を修得していくのに不可欠です。例えばフランス語やドイツ語と英語を比べた場合、そこには文構造においても単語レベルにおいても多くの類似点がみられます。しかし、日本語と英語を比べると構造的にも単語の成り立ちも全く異なることが分かります。この差をはっきり認識するには、ある程度まとまった時間をかけて文章と格闘する必要がある「英文和訳(翻訳)」という作業が最適です。そして日本語と英語の違いがはっきり分かれば分かるほど、英語の修得は楽になります。発音練習と音読の効果
個々の単語の発音が重要であるのは言うまでもなく、文章全体を音読することは英語のリズムやイントネーションを身につけるのにたいへん役にたちます。さらに声に出して英文を読むことで耳から音で英語を記憶するため、語法や語順など文法の理解や定着の補助にもなります。音読の反復練習こそ実用的な英語を身につける基礎トレーニングと言えるでしょう。