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中高生の間違えやすいポイント②【受動態の疑問文の作り方】

2012年11月15日

受動態の疑問文の語順に気を付ける

今日は中学生と高校生に共通の間違えやすいポイントを書きます。

 

疑問文の語順がらみなので、どちらかというと前回の中学生の間違えやすいポイントの続編のような感じですが。

 

前回、疑問詞を使った疑問文まで解説しましたが、今回はこれに受動態まで入ってきます。

 

受動態の基本形~受動態の疑問文

まず、基本のおさらい。

 

be動詞+過去分詞

 

という形で、意味としては「~される」となるのが受動態です。ここでのポイントは受動態は「be動詞」を使った文であるということ

 

She was asked to help her sister with her homework.

 

疑問文に変換

「彼女は妹の宿題を手伝うように頼まれた」

 

ですが、これを単純に疑問文に変えると

 

Was she asked to help her sister with her homework?

 

「彼女は妹の宿題を手伝うように頼まれたのですか」

 

繰り返しますが受動態はbe動詞を使った文なので、疑問文の作り方としてはbe動詞の疑問文の作り方と同じなのです。つまり動詞と主語を入れ替えるだけです。

 

疑問詞を使った受動態の疑問文

はい、それではここで、

 

「彼女は何をするように頼まれたのですか」

 

という疑問文を英作文する場合を考えてみましょう。

 

まず、この文はYes/Noで答えられる文ですか?

 

答えられませんよね。

 

ということは文頭にくるのは?

 

疑問詞でしたよね。

 

正解は

 

What was she asked to do?

 

です。

 

まとめ

今、順を追って説明していったのであまり難しく感じなかったかもしれませんが、これがいきなり「彼女は何をするように頼まれたのですか」を英作文させると実にいろいろな珍解答、迷解答が飛び出します。

 

疑問文というのは会話でも絶対に必要なものです。会話は相手の質問に答えることと、自分が相手に質問することでなりたちます。

 

実用的な英語力を身につけるために、疑問文がすっと簡単に作れるようにしておきましょう。
たとえ間違えても、自分で間違えに気付けるようにしておくことが大切です。

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