こんにちは
例年、一足早くGW休みに入っています。
早くも、夏の気配を感じる陽気ですね。
久しぶりに、日ごろ思っていることをブログにしてみます。
なぜ塾に通うのか
当Eigojuku英語塾では、私立も公立も、多くの生徒たちが塾の扉を叩きます。しかし、なぜ塾がそんなに人気なのでしょうか?この疑問に、一人の塾経営者としての経験をもとに答えます。
公立校の生徒にとっての塾
公立校に通う生徒にとって、学校の授業だけでは十分ではない場合がよくあります。その一因に、公立の中高では個別のサポートが限られていることが挙げられます。塾では、学校だけではカバーできない個々のニーズに対応した学習のサポートが期待できます。また、勉強の絶対量が足りていないので、塾に通わせて勉強量を物理的に増やすということも大きいです。そもそも学習時間が足りていなかったわけですから、これだけも効果はあるものです。
私立校の生徒が塾を選ぶ理由
一方で、私立校においては学校自体が塾を代替するような独自の補習プログラムを提供することもあるため、本来は塾への依存度は低いかもしれません。しかし、実際には、入試の難易度が高い学校への進学を目指す生徒や、より専門的な教育を求める生徒たちも塾を利用しています。また、学校の授業の進度が公立の学校よりも早いため、授業について行けなくなった子は塾に通わざるを得ません。実際に、Eigojuku英語塾では私立中高一貫校の生徒が公立校の生徒よりも多いですが、大半がこのパターンです。
塾で育つ勉強の「習慣化」
そして、塾通いを選ぶ最大のメリットは「勉強の習慣化」です。学校と塾での交互の学習サイクルを通じて、塾は学校教育を補完する形で生徒たちに継続的な学習環境を提供します。学校の宿題に加え、塾の宿題もこなすことで、自主的に勉強する習慣が身につきます。そもそも、ほったらかしにしても自分からどんどん勉強していくような習慣が身についている中高生というのは、ほんの一握りにすぎません。ほとんどの子が、「教育」というシステムの中で勉強する習慣を身に着けていくのです。塾はそのシステムの補完的役割をしていると思います。
生徒個々の資質に応じた学び
塾はいわば、学習の枠組みを提供する場所です。さらに、当塾のような個別指導塾では、各生徒の資質や学習能力に応じたカスタマイズされた学びが可能になり、それが学業の成功に大きく寄与します。
学校での疑問を塾で解決
また、学校で抱えた疑問点を塾で解決できるというのも大きな利点です。学校での学びと塾でのフォローアップが合わさり、理解のギャップを埋め、知識の定着を促進します。
総合的な学習体験の提供
塾では、学校では触れられないような多角的な視点や深い理解を求める内容を提供することができます。これにより、生徒たちはより幅広い知識と柔軟な思考力を育むことができます。
まとめとして、塾に通うことは公立校、私立校の区分に関わらず、生徒一人ひとりの可能性を広げる有益な選択肢と言えるでしょう。「勉強の習慣化」という、成功への重要なステップを築くのに大きな役割を果たすのです。
生徒の皆さんはもちろん、保護者の方々にとっても、塾の役割は重要です。この記事が、勉強習慣や教育の選択についての理解を深める一助となれば幸いです。