「tooth」などの英単語の名詞の複数形の法則と動詞化の法則
今日はちょっとした単語の話しです。
初級者向けの知識の確認から始まり、後半では中上級者向けの話になります。
-oo-が-ee-に変化する
まずは初級者むけで、名詞の複数形の法則です。
1. tooth
tooth
「歯」が複数形になると、
teeth
になるのは御存知だと思います。
2. foot
-oo- が複数形で -ee- に変化するのは他にも、
foot
「足」が
feet
3.goose
goose
「ガチョウ」が
geese
などありますね。
ここまでが基本で、次から中上級者向けの話です。
「teethe」と複数形の語尾に-eが付くと、どんな意味になるでしょう?
ところが冒頭の teeth の語尾に -e がつくと動詞に変化することは知らない人が多いでしょう。
teethe となると「幼児の歯が生えてくる」という意味になります。幼児の歯は普通はいっぺに生えてくるので複数形が動詞化するのも「なるほど」といった感じがします。
さらに、これと似たような変化をする単語が他にもあります。
wreath 「花輪」
という意味の名詞ですが、
wreathe
と語尾に -e がつくと、やはり動詞化して「花輪を作る、編む」という意味になります。
単語を覚えるときは、何らかの関連性を見つけてセットで覚えておくと頭の中に単語のネットワークが形成されて記憶に定着しやすくなります。個別にバラバラに覚えるよりも語彙を増やしていくうえで効率的です。Eigojuku英語塾では授業の合間にこうした単語の話しなどを少し織り交ぜて生徒の単語力向上に努めています。