英作文を独学で学ぶ方法
こんばんは、
先日、このブログで英語のエッセイを始めますと宣言したばかりです。
これは皆さんにも是非、英語で文章を書くことに挑戦してほしいからです。
英作文を一人で学ぶことが難しい理由
しかし、英作文はどうしても自分で勉強が進めづらいものです。
その理由は、
- まず、何を書いていいか分からない。
- 次に、どう書いていいか分からない。
- そして、書いたものが正しいか分からない。
と分からない事だらけな人が多いからです。
自分ひとりで英作文を始める方法
それでは実際に、どうやって英作文の練習を自分ひとりだけで実践するかについて見ていきます。
1. 既にある日本文を英訳することから始める | もし、何を書いていいか分からなければ日本語で既に書かれている簡単な文章を英語に訳せばいいと思います。 |
2. 文法を単元毎に見直して、文のパターンを見つける | どう書いていいか分からない人は、これまで習った文法の単元を見直しましょう。きっとひとつやふたつくらい、こうやって書けばいいんじゃないかというヒントがあるはずです。 |
3. 以下参照 | そして最後の、自分が書いたものに自信がないというのが一番大きな問題です。英作文をチェックしてくれる信頼のおける人が身近にいるのがベストですが、そうでない人も多いと思います。 |
自分で書いた英作文を自分でチェックする方法
この最後の部分について詳しく書きたいと思います。
- 英文法書や辞書のフル活用。「ロイヤル英文法」や「フォレスト」などの文法書でとにかく自分が気になる箇所の関連文法を調べます。さらに、辞書の例文もできるだけたくさん調べます。
- インターネットのフル活用。文法書や辞書は例文の数が限られています。すると自分が作った文章と似た例文が載っていないとどうしても不安になるものです。そうした場合に役に立つのがインターネットです。例えばyahooなどの検索エンジンでクオーテーションマーク("")を使って検索すると、自分が作った文章をそっくりそのまま検索することができます。
上記の1と2はどちらが先でも構いません。とにかく併用することが大事です。
それでは、実際にどうやるのかを次に具体例で見てみましょう。
1. 仮説を立てる
例えば、「私は彼に嫉妬した」を
I was jealous about him.
だと考えたとしましょう。
2. yahooでクオーテーションを使って検索
するとyahoo(アメリカのyahooです)で"I was jealous about him"と最初と最後にクオーテーションマークを入れて検索をします。すると、いくつか検索結果の文章がでてくるので、どういった文章で使われているのか前後を含めて良く読んでみます。この時に、必ず検索結果のヒット件数を確認してください。この検索結果のヒット件数の数が多いほど信頼性が増します。
3. 辞書で用法をチェック
また、jealous を改めて辞書で引いてみると前置詞は of を使うと書いてあります。
4. もう一度、yahooで検索
そこで、今度は、"I was jealous of him" でyahooで検索するとさっきよりも多くの検索語がヒットします。やはり辞書に書いてある通り、jealous に続く前置詞は of が一般的だということが分かります。
あとは忍耐強く繰り返す
こうしたことを繰り返しながら、自分の書いた英文が正しいのか根気強く検証していくのです。この作業を繰り返すだけでもずいぶん英文法の復習になるし例文にもかなり多く触れることになります。
またアルクのweb版辞書である英辞郎も役に立ちます。
ここまでやるには英語学習に対するかなりのモチベーションも必要ですが、努力に対する見返りも大きいと思います。