Eigojuku英語塾の個別指導法

授業でのライブ感

2012年11月22日

Eigojuku英語塾でのひとつの売りは英作文をちゃんと教えますよ、ということです。

 

それで英作文用の教材は何を使っているかというと、中学生用に関しては塾用教材で適当なものが見つかったのでそれを採用しています。

 

しかし、高校生用に関しては塾のテキスト業者も作っていなければ、市販でも適当なものはまったく見つかりませんでした。

 

これだけ英語教材が溢れているのに、高校生用の英作文教材として通年使えるようなものが皆無だという事実が、いかに英作文が日本の学校教育でないがしろにされているかを物語っているようです。

 

それで、私はどうしたかというと、高校生用の英作文教材はすべて自分でオリジナルプリントを作ることにしました。

 

その作業をようやくおとといくらいから始めたところです。「おい、今作っているのかよ」というつっこみが聞こえてきそうですが、はい、そうです。

 

正直、英作文については問題をその場で作って、その場で採点してもいいなと思っていたので事前の準備にはそれほどこだわっていませんでした。もちろん年間カリキュラムを決める際にどういう単元で作文をするかのテーマは決めていたので、それだけで安心していたのです。

 

ところが、問い合わせがあったときに説明するためのサンプルがあったほうがいい。いくら口頭でこちらができると言ったところで、現物をみないと納得しない人は多いでしょうから。

 

というわけで現在高1~高3の英作文オリジナルプリント鋭意作成中です。

 

で、私がこれに関して思ったことがありまして、それは自分は授業をすることがとても好きなわけですが、その好きな理由にライブ感があります。

 

人によっては綿密な計画通りに授業を進めていく先生もいるでしょうが、私は大筋を決めたらアドリブをきかせて授業を進めるタイプです。

 

なぜか、そのほうが授業が生き生きとするからです。

 

ここでこういう説明したら、次ではこうして、といった具合に計画を立てて時間内に予定したところまで授業を終わらせるというのは重要なことかもしれません。しかし、それでは先生が最初に思っていた以上の授業には絶対になりません。また、逆に生徒達が先生が事前に思っていたよりも理解が足りなかった場合に、その子達に合わせた授業にもなりません。言い方を変えれば、プログラムされた機械のように授業が進んでいくのです。

 

この進化形が現在巷にあふれている衛星を使った授業やDVD授業です。

 

これって生身の人間がやる必要ないですよね。

 

私は知識というのは生き物のようなものだと思っています。生き物と同じように偶然の連続で育っていくのです。授業というのは先生と生徒という生き物同士が触れ合う場で、そこには常に予測不能な状況が介在しているはずです。

 

私が説明したことに対して生徒は私が期待した通りの理解を示すとは限りません。むしろこちらが期待していたこととは少しずれた理解をすることのほうが多いかもしれません。しかし、その子なりの理解の仕方をすればいいのです。そのズレが大きすぎて問題ならば修正するし、そうでなければ自然に任せて構わないと思います。

 

とにかく、予定したことが予定通りに実行されて予定した通り生徒に知識として吸収されるなどということはあり得ません。常にこちらの事前の想定とはずれたとこに生徒の理解はあって、それが授業中常に進行している。そのズレを常にこちらが把握しているということ。それがライブ感です。

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