今日は日本語が堪能のネイティブによって書かれた本のご紹介です。
日本語が堪能なネイティブによる英語解説本の長所は何かと言えば、長年、日本にいる滞在経験から日本人に典型的なミスを熟知しているという点です。
つまり英語が母国語の人の視点に、日本人的な視点が加えられているとも言えるでしょう。そうした種類の書籍の中では、おそらく草分け的な存在になるのが本書です。
読み進めるうちにちょっとネイティブの感覚がつかめたような気になってきます。ちなみに、本書は私が大学時代オレゴン州に短期留学する際の準備講座で大学の先生がおススメの一冊として紹介されたものでもあります。
マーク・ピーターセン著「日本人の英語」岩波新書、1988年