sheepが単複同形名詞である理由を目撃!
こんにちは
GWはいかがお過ごしですか?
私はマザー牧場に行ってきました。
ひつじの大行進というイベントがあって、140頭くらいの羊が一斉に飛び出してきます。
「羊」というと、日本人には日常的にはあまりなじみのない動物ですが、それにもかかわらず英語のテキストでは中1レベルから常連の英単語です。
「sheep」は一頭、二頭と数えるので不可算名詞ではなく、可算名詞
さらに、「名詞」という単元では、「可算名詞」「不可算名詞」という、これまた日本人にはなじみのない概念を学習します。また、不可算名詞は「抽象名詞」や「物質名詞」など細分化されたりもするのです。そして、可算名詞にはやっかいな単複同形名詞というものもあり、そこで必ず登場する単語が、今日の主役である"sheep"です。
基本的には「群れで動く動物は単複同形」と覚えますが、fishが単数でも複数でもfishとして使われるのは有名ですね。そして、魚が群れを成して「魚影」または「魚群」として泳ぐ様はテレビでもしばしば放映され、身近なところでは水族館で実物を見る機会があるかと思います。
しかし、英単語の学習機会としては同程度のsheepに関しては、羊の群れを実際に見たことがある日本人がどれくらいいるのかな、と常々気にしていたところです。
で、そんな英語講師ならではのこだわりが底流に流れていたもので、マザー牧場でひつじの大行進というイベントがあることをテレビで知って、「そんなに遠くもないし、いつか行ってみよう」と思ってました。
実際に行ってみた動画が下です。牧羊犬に追い立てられて一目散にもといた場所に戻っていく場面ですが、見事に群れになっています。これを「一塊」としてとらえてsheepと表現したのでしょうね。(ガラケーの動画にPCで編集したものです。一瞬です。)