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プログレス21の特徴と対策ポイントを徹底解説!中高一貫校対応の英語教科書ガイド

2021年7月4日

英語教科書「プログレス21」でお困りの方へ

 

こんにちは

 

最近、「プログレス21」に関するお問い合わせが増えています。

ここで言う「プログレス」または「プログレス21」というのは、正式には「Progress in Engish 21」と呼ばれ株式会社エディックから発売されている主に中高一貫校の私立学校で使用される英語の教科書のことです。

 

どんなお問い合わせが多いかというと「うちの子の学校はプログレスを使っているんですけど、全然英語についていけていないんです。最近はずっとテストも平均点以下で…」といったものが大半です。

 

以下、プログレスの特徴と問題点について整理してみます。

 

鎌倉~横浜近隣のプログレス採用中学・高校(年度によって使用しない学校もあります)

横浜雙葉

鎌倉女学院

栄光学園

etc.

「プログレス21」の特徴

まず、「プログレス21」はいわゆる「検定教科書」ではありません。検定教科書とは小学校・中学校・高等学校で使われている教科書で文部科学大臣の検定を受けたうえで出版されている教科書のことです。正式には、文部科学省検定済教科書といいます。公立学校では検定教科書が使われています。私立学校でも本来は検定教科書が使われるべきでプログレスなどは副教材となるのかもしれませんが、プログレス採用校ではプログレスのみで授業を進めるケースが多いです。

プログレスは式会社エディックが販売している50年以上の歴史をもつ専門性の高い英語の教科書です。エディックのホームページによると、1964年にイエズス会の神父ロバート・M・フリン先生によって作られたのが、現在のプログレスの原形となるProgress In Englishだということです。「日本人教師による文法中心の授業とネイティブスピーカーの授業とのギャップに戸惑う生徒のこと」を心配して作られた教科書だそうです。

つまり、プログレスは英語のネイティブの視点で作られた教科書なので、公立の中高で使う検定教科書とは内容がかなり異なります。

検定教科書との主な違い

検定教科書との主な違いをいくつか列挙します。

 

1.book1(中1の教科書に相当)から比較的こなれた難易度の高い単語が出てくる
2.文法単元のでてくる順番が検定教科書と違うので難しく感じる生徒がいる
3.Read(長文)が検定教科書の長文や会話文と比べて難しい。特に学年が上がってくると大学受験に備えた読解力をチェックするのに役立つレベル
4.検定教科書のような市販のガイドや参考書などは販売されていない

 

 

プログレス採用校の特徴

次にプログレスを採用している学校の特徴です。先ほども指摘したように、プログレスは検定教科書ではないため採用している学校は中高一貫の私立校になります。また、大学受験の合格実績が優れた中堅~上位校での採用が目立ちます。

 

プログレスを英語の授業で採用しているということが、その学校が英語に力を入れていることの証明と言えるかもしれません。またキリスト教系の学校で採用されているケースが多い印象をもっています。

 

さらに、いわゆる伝統校でプログレスが使われているケースも多く、数十年に渡ってずっとプログレスを使用しているような学校もあります。いわゆる上位校・進学校と呼ばれる学校に多いです。

 

また、プログレスの使い方も学校によって差があります。プログレスのBook1が中1にあたり、Book2が中2にあたるという具合にシリーズが続くのですが、これを学年毎にきちんとこなしていく学校もあれば、中2の途中でようやくBook2に入るような学校もあります。

 

さらに、学校によっては教科書の内容を効率よく部分的にスキップしながら授業を進めていく場合もあります。おそらく学校の限られた授業時間ではプログレスの全内容を消化することが不可能なため、ページを飛ばしながら進めていくのだと思います。

 

いわゆる上位校ほど教科書に忠実に授業を進めていく傾向が強いです。そうした場合、学年が進むごとに英語の勉強量はかなりのものになってきます。

 

またプログレスには「workbook」と呼ばれるプログレスの内容に準拠した問題集が出版されていて、これを使っている学校が大半です。プログレス採用校のなかには、とにかく「プログレスだけをやっていれば大丈夫」という信念のもと、教科書とworkbook以外はなにも副教材を使わせない学校もあります。

 

定期テストの内容もすべてプログレスで、学年が進むと最後に初見の長文問題を入れるというケースがよくあります。

プログレスを使った英語学習の問題点

これまで見てきたプログレス採用校の生徒の弱点は、主に文法的な部分に多かったように思います。プログレス自体に文法的解説がないわけでなく、各lessonにそれぞれ学ぶべき文法単元がlookという囲み記事にあります。

 

ただ、文法中心に編纂された教科書ではないため、lesson毎に文法が体系的にでてくるわけではありません。そのため、文法の知識をバラバラのまま記憶してしまう生徒が少なくないようです。また、長文等の「和訳」を重視していないケースも多く、そもそも英文の理解が「ぼやっとした状態」で先に進んでしまうこともあります。

 

さらに、プログレス採用校の方針でプログレス以外はやらないとなると、定期テストの範囲も教科書を丸暗記すればできる問題が散見されるようになります。ある一定量の英語を丸暗記することで得られる英語力はあると思いますが、反面、自ら思考して英語を分析したり組み立てたりする力は弱まります。

 

プログレスで遅れてしまった子にこそ個別の対応が必要

それではプログレスを使った英語の授業でおくれを取ってしまった生徒はどうやって巻き返すべきでしょうか?

 

集団塾でプログレス対策をしている場合もあるかと思いますが、先ほど指摘したように学校によって進度が違うため、自分の学校と進み具合が合致するのか分かりません。

 

また、理解できていない文法単元が生徒によって違うため、一律の講義でそれを拾い上げることが難しい状況です。

 

ポイントはバラバラになった知識を体系化してあげること。そして、教科書のところどころに出てくるこなれた英語表現の解説やRead(長文)で意味の分からない部分の詳しい解説をしてあげることです。

 

文法の知識が体系化し長文の意味がすっきり理解できればプログレスはレベルの高い教科書なので、それ相応の英語力が付くはずです。つまり、学校側が本来期待していたプログレスを通じて得られる英語力に到達できるはずです。

 

Eigojuku英語塾では中1・中2対象の少人数制プログレスコースと個別指導で対応

上記の問題を踏まえて、Eigojuku英語塾では8人までの少人数制プログレスコースを中1・中2を対象に開講しています。また全学年を対象に個別指導コースも実施しています。お困りの方はメールか電話でお気軽にお問い合わせください。

 

遠隔地にお住まいの方はオンラインレッスンで対応します

コロナ禍となり、何度かの緊急事態宣言下でオンラインによるレッスンを実施してきました。また、コロナ禍以前にも遠隔地からの個別の問い合わせに対してオンラインレッスンでの提供を実施したことがありました。長引くコロナ禍をまだ抜け出せない状態ですが、この度、緊急事態宣言でない通常時においてもオンラインレッスンを試験的に実施することにしました。

オンラインレッスンは個別指導で

オンラインレッスンは教室で行われている通常の個別指導と同じ形式で行います。

【人数】先生1人に対して生徒が1~2名です。

【時間】1レッスン60分

【使用アプリ】Skype

オンライン上で1:2の形式になることもあれば、生徒一人は教室でもう一人の生徒がオンライン上でレッスンを受ける場合もあります。

Skypeのチャットボックス機能がホワイトボード替わりに

これは過去に実際に1:2でSkype授業をしたときにチャットボックスです。

Skypeの利点は過去のやり取りがノートのように後に残せることです。

スマホでテキストを撮影してその場で送ってもらうことも

また、学校のプリントなどを生徒がスマホで撮影して、それを画面に張り付けたり塾のアドレスに送ってもらうこともできます。

これは実際にオンラインレッスンの最中に生徒から送ってもらったテキストの写メです。高画質で撮ってもらえば拡大して細部まで確認することもできます。

画面から生徒の表情をリアルタイムで確認できる

授業では相手の表情を観察することも大切です。授業中に「はい」とか「分かりました」という返事を生徒はよくします。しかし、これは経験を積んだ講師なら真に受ける人はいないでしょう。「本当に分かっているのかな?」ということを疑ってかからないと生徒を指導して、本当の理解力や英語力をつけてやることはできません。つまり、表情から「理解度」をリアルタイムで読み取ることがすごく重要なのです。Skypeでも生徒の顔を画面からリアルタイムで確認することができます。

長年に渡り「プログレス」を指導してきた英検1級の塾長が個別指導

個別指導というと大学生のアルバイト講師が多いイメージですが、Eigojuku英語塾は違います。講師歴15年、英検1級、TOEIC985点のプロ講師が懇切丁寧に指導いたします。

鎌倉市 プロ英語講師による個別指導

塾長 阿部 毅

はじめまして、塾長の阿部 毅と申します。鎌倉の由比ガ浜に個人の英語専門塾を2012年に設立しました。これまで「プログレス」「プログレス21」お困りの中高生を多く指導してきました。適切に対応することで皆さん学校についていけるようになっています。

Eigojuku英語塾の特徴

他塾とはここが違う

  • 集中力が途切れない1レッスン1時間
  • 1:1~1:2の個別指導で生徒との対話を重視
  • 学校の教科書やプリント持ち込み自由(その場で質問OK)
  • 普段は塾のテキスト、試験前は定期テスト対策など自由にカスタマイズ
  • 英検のライティングやスピーキングも本格的に徹底指導
  • 個別指導は振替授業ができるので部活と両立しやすい
  • プログレス21やNew Treasureなど大手の学生講師が嫌がる教科書も全然OK
  • トップ校を目指す子にはトップ校用の指導を、とりあえず平均点を目指す子には平均点が取れる指導をします。

合格実績

大学

東京大学 東北大学 横浜国立大学 筑波大学 電気通信大学 横浜市立大学 早稲田大学 慶応義塾大学 上智大学 東京理科大学 明治大学 中央大学 青山学院大学 立教大学 法政大学 学習院大学 同志社大学 日本大学 成蹊大学 明治学院大学 順天堂大学 聖路加国際大学 東京女子大学 津田塾大学 横浜薬科大学 神奈川大学 関東学院大学 東洋大学 国学院大学 玉川大学 武蔵野美術大学 その他

アクセス

JR鎌倉駅から徒歩12分、江ノ電和田塚駅から徒歩5分

営業時間

■営業時間
月~金 15:00~22:00
土 14:00~22:00
日 休み
その他、塾のカレンダーにより変動あり

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ネットでお問い合わせ

プロ講師による個別指導 Eigojuku英語塾
神奈川県鎌倉市由比ガ浜2-16-1 若宮大路ビル202
tel. 0467-38-5402   fax. 0467-38-5403

中学生向けの推薦図書。英文法の基礎固め

中学校3年分の英文法が分かり易くまとめられています。Eigojuku英語塾でも英語が苦手な公立中の生徒、中高一貫校の生徒に推薦しています。

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