発音の「法則性」を簡単な具体例で示してあげること
こんにちは
以前はどちらかというと大学受験やTOEIC対策など少し難しめのことを教えるほうが歯ごたえがあって好きだったのですが、最近は中学生など英語の初心者を教えるのも同様に面白いなと思うようになってきました。
それは英語に触れたばかりの中学1年生などが発してくる質問や間違いが新鮮に感じられることがあることや、それに対応しなければいけない自分のほうでも思わぬ発見があるからです。
先日も「背が高い」を tall と書くべきところを、toll と書いている子がいてすごく気持ちはわかるしありがちなミスだと思いつつ訂正をしました。それでも、ただ正解だけ教えても面白くないし相手も印象に残らないだろうと思い、同じような単語がないか思いを巡らせました。
類似した簡単な英単語を列挙する
すると、あるある。
中学レベルの簡単なものでも、思いつくままに以下の単語がスルスルでてきました。
- all
- ball
- call
- fall
- hall
- mall
- tall
- wall
これらは、中学で出てくるような基本語でall の部分を「オール」と発音する単語ばかりです。
こういう単語を、「これも同じ発音だろ」「これだってそうだろ」と、一つずつ例示してあげると、相手も興味をもって「あっ、そうか」と頷いて見せます。
単語を効果的に記憶していくにはこうした小さい発見の積み重ねが大事かなと思います。全て基本語なので英語講師である私はバラバラに覚えていても何の問題もないのですが、思いがけず小さな発見があると教える楽しさも増してきます。
たとえ些細なことでも「学ぶ楽しみ」をこれからも生徒と共有していきたいなと思います。