強調構文の基本的な考え方と構造について
こんばんは
今日は強調構文の基本について解説します。
強調構文は何かを強調するときに使う文ですが、強調する前のふつうの文から考えると分かりやすいです。
まず、「昨日、私は公園でトオルに会った。」という文から考えてみます。
I met Toru in the park yesterday.
これでいいですよね。
では、この文で会ったのが「トオル」だということを強調する文にしてみましょう。
It is ~ that を「入れ物」として捉える
強調構文の基本は、強調したい部分をIt is~thatの間に入れてあげることです。
つまり、
It was Toru that I met in the park yesterday.
Toruは強調するために既にIt was~thatの間に移動しているので、that以下では元の文からToruを抜かした文章をそのまま続ければいいのです。
次に会ったのは「公園でだ」と場所を強調する場合を考えてみましょう。
同じように、
It was in the park that I met Toru yesterday.
と強調したいin the parkをIt was~thatの間に入れてあげて、残りの文章をthat以下に続ければいいのです。
最後に、会ったのは「昨日だ」と時を強調する場合は、
It was yesterday that I met Toru in the park.
とすればいいですね。
以上、強調構文の基本は実際に自分で簡単な文章を作り、強調したい部分を抜き出して何通りか作文してみると、あっという間にマスターできます。