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最近難しいなと思った大学受験の英単語:stoop、writheなど

2013年4月3日

こんにちは

 

最近、大学受験の過去問で難しいなと感じた単語の言い換え問題がありました。

 

「身をかがめる」という意味の単語:stoop

ひとつは、

 

「身を屈める」という意味の "duck" を "stoop"で言い換える問題。

 

duck は名詞で「アヒル」の意味ですが、「ひょいと身をかがめる」という意味の動詞でよく使われます。これは海外ドラマなんかを見ていると「伏せろ!」の意味でよく使われています。

 

この問題は本文に使われていたduckという動詞と同じ意味の単語を4択で選べというものでした。私はstoopをsteep「(坂などが)急な」という単語と勘違いしてしまい真っ先に選択肢から除外して、散々悩んだあげく消去法で別の単語を選んでしまいました。

 

「身もだえする」という意味の単語:writhe

それと、「身体をよじること」「身もだえすること」という意味のwriggling(wriggleの動名詞)をwrithing(writheの動名詞)で言い換える問題も大学受験としては単語レベルが高いなと思いました。こちらは正解していたのですが、少し考えてから消去法で選びました。

 

日本で英語を学んでいたら遭遇する確率が低い単語

どちらも日常的な身体の動きを表す語なので日常語と言えますが、使用頻度が高いかと言えば必ずしもそうとは言えない語が含まれています。ネイティブならば普通に生活していく中で自然と覚える単語なのでしょうが、こうした単語が日本人にとっては盲点となります。

 

受験生はどうするべきか?

それでは難関大学を目指す受験生はこうした単語まで視野に入れて普段から単語の勉強をすべきかというと、それは"yes"でもあり"no"でもあります。

 

どういうことかと言えば、同じ難易度の高い単語でも単語帖などに載っている頻出の「重要語」を先にしっかりと覚えなければいけません。それらを覚えることのほうが遥かに重要なのです。

 

それをまだしっかり覚えていないのに、自分が受ける大学の過去問に載っていた上記のような単語を間違えたからといって、それを気にして出題頻度の低い単語を覚える必要はありません。

 

なぜなら、そういったレアな単語は正答率が低いためにあまり「差」がつく問題ではないからです。4択の問題であれば4分の1の確率で正解するのですが、偏差値が高い「出来る子」でも確信をもって答えられないような問題では、その問題の正解不正解が合格のボーダーラインでの成否を分ける率も減ってきます。

 

だから受験用の単語帖はほぼ完璧に覚えてしまったといったようなレベルの子が次ぎのレベルにいくために上記のような単語に本気で取り組むべきだと思います。そうでなければ、せっかく苦労して覚えた単語に本番の試験で遭遇する確率はかなり低いので、効率の悪い単語学習をすることになってしまいます。

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