今日は英語塾で力をいれている発音の指導について書きます。
なぜか発音の指導というのはほとんどの学校でされていません。
私は自分が学生だった頃から、それが不満でした。
だから当時使っていた辞書の巻末に載っていた各発音の口の形がイラストでついたものの解説をくまなく読んで正確な発音を習得しようとしました。
つまり独学です。
それ以外ではテレビの映画を副音声にして英語で聞いてネイティブの発音を聞き取るなど、多くの熱心な英語学習者がする方法をとってきました。DVDが主流になってからはDVDで同じことを繰り返しました。
これでもある程度自然な発音が身につけられますが、学習プロセスとしてはまだ不足があります。自分の話す言葉をもっと突き放して客観的にじっくり聞く必要があるのです。
ある程度発音ができるようになったなと思っていた時に、自分の話す英語を録音したものを聞いてあまりの下手さにがっかりしたことがあります。
普通に日本で育って英語が話せるようになった方なら経験したことがあると思いますが、ネイティブと会話をしていてあらかた順調に会話が進むのに時々ネイティブがこちらが言ったことを理解できず眉をしかめることがなかったでしょうか。
自分ではしっかりと発音しているつもりでも、実ははっきりと前にでるべき子音が消え入るように発音されていたり、喉の奥で出す音を口の先端部分で出していたりするものです。
私は今でも自分の話す英語を録音してネイティブの発音と聞き比べる訓練を時間のあるときに続けています。
英語塾の発音指導ではこうした私の経験から得た学習法をベースにネイティブに通じる発音を習得して行きます。
けっして難しくありません。