私の英語の教え方
こんにちは
Eigojuku英語塾の塾長をしてます阿部です。
前回のブログとも通じる内容なのですが、私自身が授業でやってきた教え方について改めて書きたいと思います。
授業で生徒と同じ視点に立つことの重要性
ズバリ、私は授業の予習をしません。
この塾業界に入ったばかりの頃(17~18年前)は、英語講師としては新人で所属していた塾が集団授業の塾だったこともあり、授業時間の何倍も時間をかけていわゆる教案を作って授業に臨んでいました。
しかし、今は少なくとも文法的知識に関してはほぼ全体像が頭の中にはっているので、そこまで事前準備は必要ないのです。
しかし、予習をしない理由は他にもあって、それはなるだけ生徒目線で授業を進めるためです。それには、すべてその場でテキストの問題を解いて解説していくことが一番なのです。
私はその時その場にいる生徒との授業を大切に考えています。まさに、それが個別指導なのです。
ただこのやり方には少し問題もあって、すごく難しい問題、例えば英検1級の長文や難関大学の過去問の長文など、ときどき間違えます(まずい!)。
しかし、そうやって時に気まずい思いをしながらも生徒の前で自分をさらけ出しながら授業をすることをすごく大事にしています。
「この英文のこの部分は先生も難しく感じているんだ」とか生徒が肌で感じられることは生きた学びになると思っています。仮に自分が間違えた問題を生徒側が正解していたら、それはそれですごく生徒の自信になるはずです(私はちょっと気まずいですが)。
塾用のテキストは何年も使っているものが多いので、正解を知っているものも多いのですが、それでも常に授業内で解きなおすつもりで問題と対話しています。
そうすることで、目の前の生徒がどうして分からないのかのヒントが見えてくることが多いのです。授業では知識以上に「考えること」の大切さを伝えています。