「Element」や「Crown」など高校の英語教科書を揃えています
こんにちは。
Eigojuku英語塾では高校生の個別指導では、塾用のテキストとは別に各高校の英語の教科書を揃えて指導に当たっています。
中学校の検定教科書と違って、高校の英語の教科書は学校によってレベルも内容も様々です。
高1の最初からある程度難しい英文を読ませる学校もあれば、中学の復習程度の軽めの内容のものもあります。
三省堂の「Crown]や啓林館の「Element」などは大学受験に適したレベル
定番は三省堂の「Crown」ですが、啓林館の「Element」なども内容的には、高校卒業後に大学進学を目指す生徒に十分なレベルです。他にも、上の写真にはありませんが辞書で有名な大修館書店の「Genius」も英語の教科書があり、レベル的には高めだと感じました。
但し、教科書に何を使うかは学校側が決めることなので、生徒は選べません。また、年度によって同じ学校でも違う教科書を使うことが一般的です。
そして、英語の教科書で大事なことは、中身の英文のレベル以上に扱うテーマではないかと日頃から感じています。
生徒に興味を持って英語に接してもらうには、やはり内容が魅力的でないといけないのです。
工夫を凝らしたトピックが目立つようになった
そして、最近の教科書は、私の時代に比べて、内容にも工夫が感じられるものが多く、高校生が興味をもって取り組めるような話題を盛り込もうという出版社の努力も感じられます。
例えばU2のボノが環境問題に取り組んでいる話題を扱っているものもありました。
そんななかで、特に私の目を引いたのが啓林館から出版されている「Element English CommunicationⅡ」に収録されている故スティーブ・ジョブズの伝説的スピーチです。
これは私も個人的に大変感銘を受けたスピーチで、「スタンフォード大学でのジョブズのスピーチ」と言えばそれだけで通じてしまうようなものです。有名なStay hungry. Stay foolish.という言葉で終わっています。
こういった良い素材が高校生の心にどれだけ響くかは学校の先生の力量にもよるのでしょうが、現代性を感じさせる生きた素材が英語の教科書に多く取り入れられるようになってきていることは良い傾向だと思います。