先日、大学時代の短期留学した仲間との同窓会がありました。
皆、それぞれの場所で頑張っている姿と、15年前の当時の姿が重なり感慨深いものがありました。
ところで、英語で同窓会はreunionです。
この単語はre-という接頭辞が「再び」を、uni-という部分がラテン語由来で「ひとつ」を意味しています。
つまり、reunionは「再びひとつになる」ということ。日本語の同窓会よりも奥深いものを感じるのは私だけでしょうか。
uni-を使った単語としてはunify「ひとつにする」、unilateral「一方だけの」など重要語です。
ところで、英語にはuni-以外に「ひとつ」を意味する重要な単語の構成要素がもうひとつあります。
それがmono-です。
mono-はギリシア語由来となり、uni-とはルーツが異なるのです。
monolingualといえば「一ヶ国語だけ話す」という意味、monologueは劇などの「独白」、monotoneと言えば「単調」といったようにすべて「ひとつ」と関係しています。
同じ意味を表していても言語のルーツが違えば形も異なってくるところに、英語の奥深い一面があると思います。