こんにちは
私が自分で英語の専門塾を開くにあたってどうしてもやってみたかったのがTOEICの指導でした。
これほどまでTOEICが普及したのはやはり国際化の波で英語力の共通の指標が必要になったからにほかなりません。
それが英検ではなくTOEICだったのはどうしてなのか、色々な理由が考えられるでしょう。
私なりの考えをまとめると、英検は各級の難易度の差が明確で合格か不合格しかないのに比べて、TOEICはその中間の段階をすべて数値化されたスコアで表すことができます。
英検よりも微妙で細かい判定がされていると言えなくもないのです。
少なくとも受験者にそう感じさせることができる形式の試験ではないかと思います。
またTOEICはアメリカ留学に必要なTOEFLと同じ団体が試験を作成しているために、世界で通じる英語力の証明というTOEFLとの相関的なイメージも作用しているかもしれません。
純国産の英検よりも、アメリカの非営利団体が作成した試験のほうが「正統派」と感じる人もいるかもしれません。
真偽のほどはどうであれ、ここまで普及してしまうと無視できない試験です。
そして、スコアのことに少し触れますと、本などを書いている有名TOEIC講師のほぼ全員がTOEICの満点である990点を取っています。
私も990点をとってから自分で塾を開こうと考えていたのですが、惜しくも980までしか取れていません。
第一線でやられているTOEIC講師の方たちは試験をほぼ毎回受験して満点連続何回なんていうのを公表していたりします。
たしかにTOEIC講師の資質を証明するには最も分かり易いやり方かもしれません。
私もTOEICを教える以上は満点を目指します。