原著で読む価値がある"The Catcher in the Rye"の世界観
今日は小説のご紹介です。
私がここでとやかく言うのはおこがましいほどの名作です。私が最初にこの本を読んだのは、たしか16歳の時で日本語訳を通しでした。地元の本屋でなんとなくタイトルと本の装丁が気になって購入したのでした。
ストーリー展開としては主人公の視点から、きわめて日常的で、いかにもありそうな話が進んでいくのですが、その独特の語り口に何とも言えない魅力があり物語の中へと引きづりこまれていったのを覚えています。
この英語版は大人になってから通勤途中の電車の中ですべて読みました。決して難しい英語では書かれていません。そして、あの主人公の独特の言い回しを原書で読めるのは、日本語訳を読んだ人ならばワクワクすること請け合いです。
J.D. Salinger "The Catcher in the Rye" Little, Brown and Company, 1951