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【受験生必見】意味が似ているのに異なる前置詞を使う英語表現!

2016年3月6日

注意すべき前置詞の受験問題

こんばんは。

 

最近大学受験の問題教えていて、こういうのって紛らわしいな~というのがあったので、それをいくつか。

例えば、前置詞問題というのは日本人にとって紛らわしいのが多いのですが、特に動詞で意味が似ているのに一緒に使われる前置詞が違うものは要注意。

 

「支払う」payとspend

pay と spend はどちらも「お金を使う」という意味で使えますが、

pay  お金  for  買ったもの

spend  お金  on  買ったもの

という異なる前置詞が使われます。

 

大学受験の問題は意地悪なので、大体、前置詞の部分が虫食いで(         )になっていて4択の選択肢には、for と on の両方があったりします。

例えば、

At the store, she paid 50 dollars (           ) the new shoes.

1. on      2. with     3. in     4. for

とか

Most people spent huge money (        ) health and education.

1. for      2. by     3. on      4. at

みたいな感じです。

 

「病気が治る・回復する」recoverとcure

他にも

recover と cure は動詞でそれぞれ「病気から回復する」「病気を治す」という意味で使われます。微妙に意味は違いますが、こういう意味が極めて近い単語というのも要注意です。

人  recover from  病気

医者や薬や治療法  cure  人  of  病気

というパターンです。

 

例題を作ってみると、

The patient was cured (          ) pneumonia.

1. from     2. by     3. of      4. through

こういう問題などは思わず from 選びたくなったりします。

 

「病気で死ぬ」「怪我で死ぬ」die ofとdie from

さらに、上記の問題をより難しくしている背景知識としては、

die of  病気

die from  怪我

という die の用法が of と from で使い分けられているからというのも無関係でないように思います。

 

「~から」out ofとform

さらに、of と from は、

out of  場所

from  場所

でどちらも「~から」(out of ~は「中から外へ」の意味)と訳すことができるので、なんとなく同じイメージで頭の中でとらえている場合が少なくないかもしれません。

英単語や英語表現はイメージ連鎖を使うと効果的に覚えられるのですが、そのイメージの連鎖を攪乱するようなものも存在するのです。

 

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