翻訳の効用

2012年11月22日 木曜日  カテゴリー: Eigojuku英語塾の指導法

昨日は英作文のことに触れましたが、今日は英文和訳(翻訳)について書きます。

 

Eigojuku英語塾では高3生と浪人生を対象とした大学受験コースで英文和訳(翻訳)を取り入れています。

 

その理由は私が翻訳という作業を通じて英語の長文の読み方が非常に深くなったからです。Eigojuku英語塾の指導法は私がこれまでの人生で実際にやってみて効果があったものだけを取り入れています。

 

英語が

 

主語ー動詞ー補語や目的語

 

という語順をとるのに対して

 

日本語は

 

主語ー補語や目的語ー動詞

 

という語順になるなど大まかな枠組みに慣れることも大切ですが、逐語訳に陥りがちな初心者をいかにそこから救い上げて、英文が意味している内容を、そのまま自然な日本語にするとどうなるかというレベルに近づける訓練が英文和訳の授業です。

 

大学受験の長文読解で必要とされる能力は決して低くありません。
「速く」そして「正確に」読める力が必要なのです。

 

「急がば回れ」ということわざがありますね。「正確に」読むためにはじっくり取り組むことが不可欠なのは分かりやすい話ですが、「速く」読むためにもじっくり取り組まなくてはならないのです。

 

なぜか、それは「読む」ということは常に「理解」を伴っているものだからです。

 

どれだけ英文に素早く目を走らせても文章の意味がとれていなければ「読んだ」ことにはなりません。

 

実際、受験生たちは本文の内容を何となくわかった気になって設問に取り組んでいるケースがほとんどです。

 

しかし、確実に得点を取るにはそのレベルではだめなんです。一回、とことんまで英文と格闘して自分の母語と比べて完全に理解する、じっくり時間をかけて言葉を磨き上げるような作業が英文和訳(翻訳)なのです。

 

偉そうなことを書きましたが、私が実際に翻訳して出版されているのは下のレオナルド・ダ・ヴィンチの伝記「レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯 飛翔する精神の軌跡」という本だけです。しかも非常に分厚い本(700頁以上)なので複数の訳者で担当する章を分担しています。

 

 

大学院時代の恩師に声を掛けていただき翻訳に参加させてもらったのですが、当時、仕事の合間を見つけてコツコツと翻訳したことは非常に勉強になり、その後の英語学習にも大いに役に立ちました。

 

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