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月別アーカイブ: 2012年11月

ひつじのしつじくん

2012年11月13日 火曜日  カテゴリー: 英語学習のヒント

私の好きなキャラクターにdocomoの携帯に出てくる「ひつじのしつじくん」というのがいます。
イラストレーターの吉井宏さんが作ったものだということを最近知りました。

 

吉井さんのホームページを見ましたが、「ひつじのしつじくん」は吉井さんの作品のなかでも出色のできばえではないかと思います。
私はもともと美術が専門なので、そういうのにはうるさいのです。

 

で、その「ひつじのしつじくん」ですがなんとtwitterのアカウントをもっています。
私も時々のぞいているのですが、あるときこんなつぶやきがありました。

 

「よく、しつじのひつじくんと間違われます。sheep conciergeと覚えてください」

 

一字一句この通りだったか定かでないですが、大筋こんなつぶやきがあったのです。

 

無理もありません。

 

「ひつじのしつじくん」も「しつじのひつじくん」も大差ないような気がします。

 

しかし、ここで私が「おや」と思ったのは英語にすると順番を間違えようがないという事実でした。なぜか、音が似てないからです。

 

実はこれ、英語学習の問題点と深く関わっています。

 

日本語で「早い」と「速い」は音としては同じですが、意味、用法が異なります。

 

これを英語にすると「早い」はearlyですが、「速い」はfastで、まったく違う音で表記されます。

 

これも実は中学生あたりに顕著な間違いですが,「私は今朝はやく起きた」みたいな文を英作文させると、

 

I got up fast this morning.

 

なんてのを平気で書いてきます。

 

さらにfastと音がかなり似ているfirstを使って

 

I got up first this morning.

 

なんて解答もざらです。

 

でも、これは無理もないのです。

 

言語習得のうえで音が似ているということは、それほどやっかいなものなのです。

 

それが日本語と英語を常に行き来しながら考えなければならない初級者にとってはなおさらなのです。

 

我々大人でさえ、「ひつじのしつじくん」と「しつじのひつじくん」を間違えてしまうのと同じことなんです。

 

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似て非なるもの

 カテゴリー: Eigojuku英語塾の指導法

今日は、受験問題、英検、TOEIC、それぞれの問題の特徴について書きます。

 

文法問題の出題形式で典型的なのが穴埋め問題です。
ひとつの文の中の一箇所が(    )になっていて最適な単語を4択の選択肢から選ぶものです。

 

例えば

 

1.The scientist used a (                 ) to inspect the newly found virus.

 

1. telescope   2. microscope   3. monocular   4. binoculars

 

2.He would like to let his mother know the result of the exam when she (        ) home this evening.

 

1. will come   2. will have come   3. comes   4. comes to

 

3.Every participant in the meeting responded (               ) to the survey at the end of the session.

 

1. different   2. difference   3. differently   4. differential

 

問題は全て私の自作ですが、受験、英検、TOEICに典型的なものを作ってみました。どれがどれだか分かるでしょうか。

 

答えは、

 

1.英検
2.受験
3.TOEIC

 

です。

 

まず英検について、

 

英検の4択問題というのは、単に選択肢の単語を知っているかどうかを問題にしています。それぞれの単語の意味が分かれば、特に紛らわしいニセの選択肢は入っていません。1の答えは2のmicrosope「顕微鏡」です。「その科学者は新しく見つかったウイルスを検査するのに顕微鏡を使った」となります。

 

もちろん問題文の中に難しい単語が含まれていることもあるのですが、選択肢と比べれば簡単な単語が使われていることが多いです。

 

次にに受験(大学受験です)について、

 

英検と違い単語の知識よりも文法の正確な知識があるかどうかを細かく聴いてくるのが受験問題の特徴です。選択肢はある程度の文法の基礎ができていれば2択まで絞れ、さらに正解を見抜くにはより正確な文法の知識が必要とされる場合が多いです。2の問題の答えは3のcomesです。ここでは「時・条件を表す副詞節の用法」が必要なことに気付けるか、また、それがどういう用法か知ってなければ正解できません。全体の意味は「彼は母親が今晩帰ってきたときにテストの結果をしらせてあげたかった」

 

受験問題は受験生に常に「お前はこの文法の知識があるか、このトリックにひっかかるようじゃまだまだだぞ」と迫ってくるような問題が多いのです。

 

次にTOEICについて、

 

TOEICの問題は英検とも受験とも違い、ある意味でもっとも負荷が軽い問題といえます。英検1級や準1級ほど難しい単語がでてくるわけでもなければ、受験のようにじっくり考えなければいけない複雑な文法事項が聞かれるわけでもありません。3の答えは3のdifferentlyです。「その会議の参加者は皆セッション終了時のアンケートに異なる反応をした」となります。

 

この問題はTOEICのPart5に典型的な品詞問題といわれるもので、同じ単語の派生語が選択肢に並びます。文の構造としてどれが適切かを選ばせるわけですが、英語の5文型と各品詞の役割を知っていれば大丈夫といったレベルの問題です。TOEICの問題は、問題自体の難しさにあるのではなく、こうした問題を大量に限られた時間内で正確に解ききらなければならないところにあります。

 

少し長くなってしまいましたが、これら3問は一見すると同じ形式なのですが、「似て非なるもの」であることを知って下さい。
少しでもお役に立てたら幸いです。

 

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高校生の間違え易いポイント①

2012年11月12日 月曜日  カテゴリー: 中高校生が間違え易いポイント

今回は高校生が間違え易いポイントについて書きます。

 

中学生と比べると高校生はずっと広範囲で複雑な文法と格闘しなければいけません。
しかし基本は本当に変わらない。
押さえるべきポイントと基本となる考え方は中学生も高校生も大学生や大人でも同じです。

 

それを踏まえた上で特に高校生にありがちなミスを今日は関係詞で見ていきます。

 

1.This is the place (          ) I was born.

 

2.This is the place (          ) I like very much.

 

という二つの問題があって、選択肢が

 

1. where   2. when   3. which   4. what

 

だったとしましょう。

 

関係詞を習ったばかりの多くの人がまず先行詞に注目します。
先行詞が人、モノ、動物、時、場所、理由のどれなのかを見極めたうえで正解の関係詞を選ぼうとするのです。
この考え方自体なにも間違っていません。正しいです。
但し、この方法で100パーセント答えが導けると考えているのであれば、それは間違いです。

 

上の問題の答えは1がwhereですが、2はwhichです。
先行詞だけ見て答える人は両方ともwhereを選んでしまいます。

 

何故か。
ズバリ、関係詞のポイントは先行詞だけでなく関係詞の「右側」の構造にあります。

 

関係詞はもともと二つの文であったものを一つの文にしたものです。
1の文は、

 

This is the place.
I was born there.

 

2の文は、

 

This is the place.
I like it very much.

 

で表すことができます。

 

ここで注目は各分の「右側」に相当する部分で1がthere「そこで」という副詞、2はit「それ」という代名詞が使われていることです。

 

鋭い人はここで分かると思いますが、whereは関係副詞、whichは関係代名詞です。
つまり構造的に副詞が入るところには関係詞でも副詞が入り、代名詞が必要なところには関係詞も代名詞が入るというだけなのです。

 

それでは、thereはwhereに、itはwhichに姿を変えたのはいいのですが、どうして位置までずれるのでしょうか。
それは教室で解説します。実に単純な理由からです。

 

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ethnocentrism

2012年11月11日 日曜日  カテゴリー: 英語学習のヒント

こんにちは。

 

最近、訳もなくethnocentrismという単語が頭の中に浮かんできます。
難しい単語ですが「民族中心主義」という意味です。
朝聞いた曲がその日ずっと頭の中でリピートしてくるように、この単語がここ数日頭に浮かんできます。
自分でもまったく意味が分かりません。

 

この単語はethno-とcentrと-ismという三つのパートからできています。
ethno-は「民族」を意味し、centrはcenterつまり「中心」を意味し、-ismは「~主義」を意味します。

 

私が大学受験をする受験生によく言うことは、こういう難しい単語ほど漢字の偏(へん)と旁(つくり)を覚えるように部分に意味があって、それをつなげて考えるんだということです。

 

今日はここから少し踏み込んで、私が「おや」と思ったことなのですが、真ん中のcentriの部分です。

 

centという綴りはラテン語由来で「百」を表します。

 

例えばcentury「世紀」は百年です。
centipedeは「ムカデ」。足が百本くらいありそうに見えることからこの名称がついています。
ちなみにpedeが「足」を意味していて、pedestrian「歩行者」にも見られます。

 

ということで「おや」と思ったのは、「中心」を表すcentr(center)と「百」を表すcentの間には何か関係があるのだろうかということです。

 

結論から言うと、どうも関係ないらしいです。

 

centerはラテン語ではなくギリシア語のkentron(先端、円の中心点)から派生しているらしく、二つの単語は根っこが違うようなのです。

 

英語のようにその言語が発展していく過程で複数の言語を取り入れていると、異なる言語が結果的に同じような綴りになってしまう偶然があるのだなと思う次第です。

 

英語は語源に遡ると、興味の尽きない面白い世界が開けますよ。

 

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中学生が間違え易いポイント①

2012年11月10日 土曜日  カテゴリー: 中高校生が間違え易いポイント

今日は中学生が間違い易いポイントについて書きます。

 

なんといっても語順の問題ですね。
特に疑問文の語順です。

 

まず疑問文の基本は動詞を見分けること。
be動詞なのか一般動詞(be動詞以外の動詞)なのかで作り方が変わります。

 

You are happy.

 

 

You use the camera.

 

は主語も同じで三つの要素で文が構成されているのも同じです。

 

しかし、疑問文にすると、

 

Are you happy?

 

 

Do you use the camera?

 

となりbe動詞の文は主語と動詞を入れ替えるだけ。
一般動詞の文は主語に応じてDoやDoesを使い分けます。

 

まず、これが疑問文の基本の基本です。

 

これに疑問詞が入ってきても基本は同じです。

 

疑問詞で始まる疑問文というものはYes/Noで答えられません。
これも非常に重要な疑問文の基礎です。

 

だから「あなたはハッピーですか」という問いに「はい、ハッピーですよ」「いいえ、ハッピーじゃないです」とは言えても「ご機嫌いかがですか」という問いには「はい、いいえ」では答えられません。

 

そうするとこうなります。

 

How are you?

 

ものごとの様子を聞くHowという疑問詞のあとにbe動詞と主語が反転した状態で続きます。

 

また、「あなたはそのカメラを使っているのですか」には「はい」「いいえ」の応答が可能ですが、「あなたは何を使っているのですか」という問いに「はい」「いいえ」は使えません。

 

すると、この文は疑問詞で始めなければならない文だと分かります。

 

つまり、

 

What do you use?

 

となるわけです。疑問詞Whatが文頭にきて、動詞が一般動詞useなのでdoが使われています。

 

これが整理できていない中学生(高校生も)が非常に多いです。
続きはまた。

 

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TOEICのスコア

2012年11月9日 金曜日  カテゴリー: TOEIC

こんにちは

 

私が自分で英語の専門塾を開くにあたってどうしてもやってみたかったのがTOEICの指導でした。
これほどまでTOEICが普及したのはやはり国際化の波で英語力の共通の指標が必要になったからにほかなりません。
それが英検ではなくTOEICだったのはどうしてなのか、色々な理由が考えられるでしょう。

 

私なりの考えをまとめると、英検は各級の難易度の差が明確で合格か不合格しかないのに比べて、TOEICはその中間の段階をすべて数値化されたスコアで表すことができます。
英検よりも微妙で細かい判定がされていると言えなくもないのです。
少なくとも受験者にそう感じさせることができる形式の試験ではないかと思います。

 

またTOEICはアメリカ留学に必要なTOEFLと同じ団体が試験を作成しているために、世界で通じる英語力の証明というTOEFLとの相関的なイメージも作用しているかもしれません。
純国産の英検よりも、アメリカの非営利団体が作成した試験のほうが「正統派」と感じる人もいるかもしれません。

 

真偽のほどはどうであれ、ここまで普及してしまうと無視できない試験です。

 

そして、スコアのことに少し触れますと、本などを書いている有名TOEIC講師のほぼ全員がTOEICの満点である990点を取っています。
私も990点をとってから自分で塾を開こうと考えていたのですが、惜しくも980までしか取れていません。
第一線でやられているTOEIC講師の方たちは試験をほぼ毎回受験して満点連続何回なんていうのを公表していたりします。
たしかにTOEIC講師の資質を証明するには最も分かり易いやり方かもしれません。

 

私もTOEICを教える以上は満点を目指します。

 

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かわいい動物達がお出迎え

2012年11月8日 木曜日  カテゴリー: 英語学習のヒント

塾の扉を開けると受付で5匹の動物がお出迎えしてくれます。

下の写真がそれです。

これは私の大好きなポレポレどうぶつシリーズというもので、なんとなく癒されます。
ときどき順番を入れ替えて遊んでいます。
それはさておき、これらは見ての通り木製なんです。

ここで中高生が必ず覚えなければいけない英語の表現を学びましょう。
be made of~とbe made from~です。
ofの次にくるのが「材料」、fromの次にくるのは「原料」などと教わるあれです。

完成品にその材質が見て取れるのが材料、原形をとどめていないくらい加工されたのが原料と覚えておけば、Wine is made from grapes.やThis chair is made of wood.なんて文が理解できるわけです。

fromは「~から」という意味で最初から覚えるので分かり易いでしょうが、ofはどうでしょう。

辞書を引くとofというのは「~から」という「分離」の意味を原義にもつとされています。onとoffのoffも実はofから生じたということなので、offと関連させるとイメージし易いですね。

最後にこれらの動物たちの場合は、

These animals are made of wood.

でいいですね。

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塾長プロフィール
クリニック開業支援

阿部 毅
1972年生まれ。英検1級TOEIC985点(自己ベスト) TOEIC SWスコア S180点 W200点。早稲田大学文学部卒、東京藝術大学大学院にて博士号取得。 予備校や学習塾での英語講師やギャラリーでの国際業務を経験。その他、大手企業の英語研修の教材作成などの仕事にも携わる。

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